ネットゼロエネルギー(net zero energy)+ スマートハウス(smart house) +ファースの家(FAS)を合わせた造語が由来の「ゼロスマファース」は、HEMS(ヘムス) により電気使用量を見える化し、賢く・省エネルギーに使用した年間の電気料を、太陽光発電で創る電気料(売電量)で概ねゼロとする「ファースの家」です。





地球温暖化ガスの排出量が世界的な課題になっており、
国内においても住宅の省エネルギー化は最重要課題の
一つに位置付けられています 。
そこで、これまでの省エネルギーに加えて「創エネルギー」
を導入し、自宅で消費するエネルギー量より自宅で創る
エネルギー量が多いネット・ゼロ・エネルギー・ハウスに注目が
集まっています。
政府の目標として、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスを2020 年
までに標準的な新築住宅とすること、2030 年までには新築住宅の
平均にすることを目指しています。




スマートハウスとは、情報技術を活用して家庭内のエネルギー機器や家電などをネットワーク化し、エネルギーの消費を適正に制御する「賢い住宅」のことです。
代表的なものとして、ホームエネルギーマネージメントシステム(HEMS)があります。
現在はエネルギーの消費を制御することはできず、エネルギーの消費量を見える化するレベルですが、日進月歩で進化しており、今度ますます期待が高まっていくでしょう。省エネタイプの商品や太陽光発電などといった設備を効率的に利用するためには、表示および制御することが重要となってきます。そこで導入されるのが、ホームエネルギーマネージメントシステム(home energy management system)の略称、”HEMS(ヘムス)”の活用です。いつ、どこで、どれだけのエネルギーが使われているかをモニタで「見える化」し、自動的にエネルギーの使用量をリアルタイムで調整・最適化したり、コントロールすることが可能になります。住まう人の行動パターンや活動時間帯を学習し、効率的にスイッチのオンオフをする機能があるなど、難しいことなくかしこくエネルギーを使える工夫がいっぱいあります。かわいらしいキャラクターが登場するモニタや、色や点滅で状態をわかりやすく表示してくれるランプなど、家族みんながゲーム感覚で節電意識を高められるのも大きな魅力です。これらは室内設置のモニタだけではなく、タブレット端末やパソコンなどでも確認することもできます。
性能だけではなく、CO2の排出を抑えるなど環境への負担を軽減する仕様となっており、そのメリットははかりしれません。家族の快適な暮らしを、IT技術が支えます。





ファースの家とは、快適さに必要な機能を徹底して追求した高機能住宅、そして人にも環境にも優しい健康住宅です。
どれだけ立派な設備を採用したところで、住宅の基本性能が優れていなければ、大きな効果は実感できません。高気密・高断熱の”ファース工法”は、熱を逃さずエネルギーをムダにしない構造ですから、冷暖房も最小限、時には使用することなく快適に過ごすことができます。このようにエネルギーの使用量を抑制することで、他の設備との相乗効果がさらに高まります。




人と、環境と、ゼロスマファース

我慢をして消費を抑えるだけの時代は、過ぎ去ろうとしています。
これからは「創エネ」「省エネ」を軸にした住宅で、エネルギーの消費を意識しながらも、無理のないあたらしい生活習慣を。最新設備や住宅性能の向上によって最高のパフォーマンスを実現した先にあるのは、
快適性をアップしながら環境に配慮する暮らし、その答えが「ゼロスマファース」です。